看護師2,600人のリアル 労働・雇用実態調査
『看護師白書2020年度版』~看護師の「労働実態」「就労・転職志向」とは?~

◆資料ダウンロード◆マイナビ独自調査【看護師白書2020年度】

看護師の労働実態調査『看護師白書2020年度版』発表 ~医療業界の人事・採用担当者に看護師の「労働実態」「就労・転職志向」を提供~

 

このたび、弊社の看護師向け人材紹介サービス「マイナビ看護師」のご登録者(看護師・事業者)を対象に、「労働実態」・「就労志向」・「転職志向」などのテーマについてアンケートを実施し、その調査結果をまとめました。

 

当調査を通して、深刻な人手不足、夜勤や交替勤務による過労や疲弊感、ハラスメントの実態等、また、年次有給休暇の取得状況なども明らかになりました。その勤務環境において、どんなことに遣り甲斐を感じ、またはストレスを感じているのか、労働環境の改善に向けて何が必要なのか… 当調査にあたっては、約2,600名の看護師および約200の事業者から、多くの率直なご意見が寄せられました。

 

マイナビの人材紹介サービスは、「会う」ことをモットーとしています。「会う」ことで、求職者の方々の本音の声を聴くことができ、その希望を実現するために私たちがお手伝いできることを明確にできる。そう考えているからです。また、ご紹介した求職者がいかに長期的に就労・活躍し、輝き続けることができるか、そのために私たちができることは何か?を考え、実行していくことも、人材紹介会社の大事な役目であると考えています。

本書によって、労働環境の改善や人材の定着に向けての取り組みや、課題解決への糸口をご提案することを目指し、全国の医療機関で採用・育成に携わるご担当者の皆様に広く活用いただけることを願っております。

 

全調査結果は、以下よりご覧いただけます

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調査概要

【労働者(看護師)調査の概要】

●調査方法 インターネット調査    

●調査時期 2019年11月1日~2020年3月31日

●調査対象 人材紹介サービス『マイナビ看護師』登録会員(看護師)

●有効回答数 2,655件

●調査実施機関 株式会社マイナビ(紹介事業本部 事業推進統括本部 メディカル事業運営部)

 

【事業者調査の概要】

●調査方法 インターネット調査    

●調査時期 2020年7月16日~7月24日

●調査対象 マイナビ人材紹介サービスの利用実績のある事業者(医療機関・介護施設等)

●有効回答数 221件

●調査実施機関 株式会社マイナビ(紹介事業本部 事業推進統括本部 メディカル事業運営部)

目次

■白書に寄せて(寄稿文)

・医療機関における働き方改革

(ハイズ株式会社 代表取締役社長 裵 英洙氏) 

看護師の労働環境と看護管理

(東京医療保健大学 副学長・医療保健学部 看護学科長/公益社団法人日本看護協会 前会長 坂本 すが氏)

■調査の概要

■回答者の基本属性

■調査の結果① 看護師の労働実態

1.労働条件/ 2.夜勤・時間外労働(残業)/ 3.休憩時間・休暇/ 4.職場環境の現状と希望/ 5.ハラスメントの経験

■調査の結果② 看護師の転職・就業動向

6.就業継続の意向/ 7.退職・転職の動向

■調査の結果③ 事業者の取り組み状況

■自由記述形式の回答内容(抜粋)

 

調査結果(一部抜粋)

【看護師側】<1ヶ月間の時間外労働時間>

月40時間未満が全体の9割強を占める一方、上限規制を超える職場も

 

現在の1ヶ月間の時間外労働時間を尋ねたところ、「5時間未満(26.2%)」が最も多く、「10~20時間未満(19.7%)」、「5~10時間未満(19.1%)」、が続き、40時間未満が全体の92.5%を占めた。一方、50時間以上という回答も3.7%あり、時間外労働の上限規制である原則月45時間(※)を超えている職場もありました。

※これまで大臣告示にとどまっていた時間外労働の上限が、2019年4月1日より罰則付きで法律に規定。2020年4月1日より中小企業へも適用。

 

 

1ヶ月間の時間外労働時間は? 

 

【看護師側】<看護の提供状況>

約半数が「十分な看護提供ができていない」と感じている

 

現在の職場で、患者に十分な看護が提供できていると感じるか尋ねたところ、「できている」「どちらかといえばできている」と回答したのは全体の55.5%。一方、「どちらかといえばできていない」「できていない」と回答したのは44.5%。できていないと回答した人の理由としては、「看護職員数が足りない」「看護以外の業務が多い」という回答が多い結果となっています。

 

 
《年代別》患者に十分な看護が提供できていると感じますか?

 

 

【看護師側】<転職活動で重視する条件>

労働条件を最も重視、次いで人間関係という結果に

  

転職活動で応募を決める際に重視する条件について尋ねたところ、「給与条件(年収・月収・手当・賞与など)(84.1%)」が最も多く、次いで「休日・休暇(70.0%)」、「勤務地・通勤距離(64.8%)」、「勤務時間・勤務体系(交替制度・オンコール回数など)(64.7%)」、「職場の雰囲気・人間関係(62.2%)」と続いています。応募を決める際に重視する条件としては、「労働条件」「職場環境」「人間関係」「仕事内容」の4 つの視点があり、なかでも労働条件、次いで人間関係を重視していることが分かります。

 

 

転職活動で、応募を決める際に重視する条件は何ですか?(※複数回答可)

 

 

【看護師側】<自由回答>

『看護職が働きやすい工夫や制度』『看護職の労働環境に対する要望』など、多数の意見が寄せられている

 

現在を含むこれまでの職場において、『看護職が働きやすい工夫や制度で良いと思ったもの』を尋ねたところ、「シフトの組み方の工夫・制度」が34.3%と最も多く、次いで「休日の取り方の工夫・制度」32.8%と、勤務シフトに関することが多く挙げられています。次に、「給与・待遇の工夫・制度」25.2%、「業務改善の工夫・制度」23.4%が続きます。

 

『看護職が働きやすい工夫や制度』の内容を自由記述形式で尋ねたところ、延べ5,000件の回答がありました。

シフトに関しては、夜勤明けの翌日を休みとする、休暇希望が重ならないように調整する、職員間で平等なシフトを組むなど、職員に配慮したシフト作成が望まれていることが分かります。休日に関しては、連続休暇を取得しやすい環境、休暇の取得希望が通りやすい環境を望む回答が、「給与・待遇」に関しては、業務量や内容・成果に見合った給与待遇を求める声が多数見られます。

 

業務改善に関しては、改善のための意見交換の場が定期的に設けられ、ICTの活用や勤務体制の工夫によって効率化を叶えている職場もあれば、業務改善を提案するがなかなか聞いてもらえない、上司が部下に意見を求めるようにするべきという回答も寄せられ、職場によって意識の差が存在することが予想されます。

 

また『看護職の労働環境について意見や要望』を自由記述形式で尋ねたところ、約1,100名から回答がありました。

業務量や責任の重さと給与のバランスが取れていないサービス残業を強いられているという声が多数見られます。膨大な業務量に加えて人員不足による負担が重なるという環境の中でトラブルやハラスメントが発生し、看護師が過酷な状況に対し疲弊している様子が伺えます。

また、育児支援を求める声が多数挙げられている一方で、男性、独身、育児をしていない職員の負担になっている状況を訴える声もあり、さまざまな人と状況に配慮した仕組みづくりと組織運営が求められています。

(『看護師白書2020年度版』の巻末に自由回答として寄せられた多数のご意見を掲載しています。)

 

 

【事業者側】<労働環境の改善・定着のための実施施策>

全体の75.6%が何らかの取り組みを実施中または予定・計画している

 

看護職員の労働環境改善・定着のための取り組み(人員の確保・勤務シフト・業務効率化・待遇改善など)を実施しているか尋ねたところ、「実施している」が62.0%と突出して多く、次いで「取り組む必要があるが、余裕がなく実施できていない」17.6%、「実施を予定・計画している」13.6%、「取り組む必要があるが、大きな問題となっていないので実施していない」4.5%、「取り組む必要がないので実施していない(すでに働きやすい環境である)」2.3%の順に挙げられています。

全体の97.7%が看護職員の労働環境改善・定着のために何らかの取り組みを必要とし、さらに全体の75.6%で実施中または実施を予定・計画しています。

(『看護師白書2020年度版』の巻末に具体的な取り組み内容に関する自由回答を掲載しています。)

 

 

 

 

 

看護師がより安全で健康的に働ける職場環境の構築を叶えるべく、当資料を活用いただけますと幸いです。

 

 

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