面接の流れ
※面接までに、応募者の履歴書・職務経歴書にお目通しください。
※面接時間は30分~1時間程度が目安です。

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◆アイスブレイク 応募者の緊張をほぐし、最適な環境で面接を実施するために、アイスブレイクから始めます。 (例) ・ お待たせしました、どうぞ席にお掛けください。お名前は○○さんですね。 ・ 本格的に暑くなってきましたよね。 ・ 今朝は何時頃に家を出られましたか? ・ 緊張されているかと思いますが、リラックスして臨んでくださいね。
◆質問 どの程度、貴院・貴社を理解しているか、また応募者の適性・能力・志向性から、活躍できる人材であるかをご判断ください。 (例) ・ 前職でのご経験について教えてください。 ・ 当院・当社への入職を希望された理由を教えてください。 ・ 当院・当社でどのような仕事をしたいとお考えですか。 ・ 当院・当社に入職されたら、どのように活躍したいとお考えですか。 ・ 前職の退職理由についてお聞かせください。 ・ 仕事をする上での長所・短所を教えてください。また、短所についてはど のように改善・克服しようとお考えですか。 ・ 仕事をしている中でやりがいと苦労について教えてください。また、苦労 に直面した際にどのような対応をしましたか。 ◆情報交換 病院・企業のビジョンや方針(看護方針・患者様との関わり方など)、教育・研修体制、勤務条件(雇用形態、仕事内容、 残業の有無、 福利厚生、賃金等の労働条件など)をご説明ください。病院・企業説明が明確であればあるほど、応募者の安心感につながります。具体的に勤務条件の確認をすることで、入職前後の認識相違・トラブルを防止することができます。また教育・研修制度についてご説明いただくなど、PRの時間として活用いただくことも可能です。最後に、応募者からの質問事項がないかをご確認ください。 ◆面接終了 最後に、今後の選考の流れについてご説明ください。 (例) ・ 採用内定となった場合、勤務開始はいつ頃から可能でしょうか。 ・ 多くのお話を聞かせていただきましてありがとうございました。 こちらで面接は終了となります。 ・ 選考結果は1週間以内にマイナビを通じてご連絡します。本日はご足労いただきありがとうございました。 ◆職場見学 実際に配属先を見学して職場の雰囲気を感じることも、応募者にとって重要な判断材料となります。見学の際は、仕事のやり方やルール(看護記録の方法、患者との関わり方、他職種との連携、お休みの取り方など)を説明頂けると入職後のイメージがつきやすくなり、入職後のミスマッチを防ぐことにもつながります。また、応募者のモチベーション向上のために、見学時の案内者として応募者の志向性に近い職員を選定することも有効です。
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応募者への心配り
面接担当者と同様に、応募者も面接のために時間を割いています。
たとえ、人物評価などにより採用見込みが薄い応募者であったとしても、
誠意ある丁寧な対応を行っていただけるようお願いいたします。
また、面接開始当初は、面接担当者・応募者ともに緊張しています。
面接担当者が自己紹介をするなど、その場の雰囲気を和ませることが大切です。
応募者がリラックスして自然に話をしやすい環境を作ることを心掛けていただけるようお願いいたします。
面接時に禁止されている事項
社会的差別の原因となる質問を面接時に行ってはならないと法律で定められていますので、ご配慮をお願いいたします。
根拠法(職業安定法第5条の4 及び平成11年告示第141号 )
目的の範囲内で求職者等の個人情報を収集することとし、次に掲げる個人情報を収集してはならない。 ※以下のような適性と能力に関係がない事項を応募用紙等に記載させたり面接で尋ねて把握することは、就職差別につながるおそれがあります。
<本人に責任のない事項>
・本籍・出生地に関すること
(※戸籍謄(抄)本や本籍が記載された住民票を提出させることも該当します)
・家族に関すること(職業、続柄、健康、学歴、収入、資産など)
(※家族の仕事の有無・職種・勤務先などや家族構成はこれに該当します)
・住宅状況に関すること(間取り、部屋数、住宅の種類、近郊の施設など)
・生活環境・家庭環境などに関すること
<本来自由であるべき事項(思想信条にかかわること)>
・宗教に関すること
・支持政党に関すること
・人生観、生活信条に関すること
・尊敬する人物に関すること
・思想に関すること
・労働組合に関する情報(加入状況や活動歴など)、学生運動など社会運動に関すること
・購読新聞・雑誌・愛読書などに関すること
<採用選考の方法>
・身元調査などの実施
(※「現住所の略図」は生活環境などを把握したり身元調査につながる可能性があります)
・合理的・客観的に必要性が認められない採用選考時の健康診断の実施
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まとめ
リラックスして話しやすい場を心がけることで、お互いに必要な情報を確認しやすくなります。
求職者についての理解を深めるだけでなく、
求職者に病院・企業について理解してもらうための情報提供も必要です。
職場見学の場を設けて、雰囲気やシステムなどを知ってもらうことも重要です。
案内者の選定にも考慮してください。
お互いに「聞いていた内容と違った」「思っていた内容と違った」というミスマッチがないよう努めましょう。
また、面接後、いつ、どのような方法で結果が伝えられるか伝えておくことで、
「連絡がない」と不信感をいだかれることも防げます。
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メディカルサポネット編集部