2021.09.24
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2019・2020年度版の看護師白書を徹底比較!!1年間で求職者動向が大きく変化した部分はどこ?

 

「マイナビ看護師」のご登録者を対象に、労働実態などのアンケートを実施し、その調査結果をまとめた「看護師白書」。2019年度版と2020年度版のデータを比較し、1年間で看護職における求職者の動向が大きく変化した部分はどこかを検証。今回は、変化した部分のみに焦点を当ててご紹介します。全国の医療機関で採用・育成に携わるご担当者の皆様に広くご活用いただけると幸いです。

 

 

働き方について:夜勤をしてもよい条件

「マイナビ看護師」のご登録者で日勤のみで勤務している(夜勤をしていない)方を対象に、どのような条件があれば夜勤をしてもよいと思うかを尋ねたところ、以下のような結果が出ております。

 

▼2019年度

 

▼2020年度

 

 

2019年・2020年度を比較すると、2019年度は「夜勤帯の業務負担が少ない(仮眠が取れるなど)」45%と最も多かったが、2020年度は「夜勤手当が高い、もしくは別途手当が支給される」48.2%と最も高いことがわかります。また、2019年度は「夜勤の曜日・時間帯が選択できる」30.8%と勤務シフト面での柔軟さを求めていることがわかりますが、2020年度は「夜勤回数が少ない」32.3%を占めております。夜勤をしても良い条件として、夜勤手当が高い、もしくは別途手当が支給され、夜勤回数が少ない環境で働きたいと望む方が増えたと考えられます。

 

働き方について:休日・休暇の取り方への希望

2019年4月から、年5日以上の有給休暇の取得が義務づけられました。(※)どのような休日・休暇の取り方を希望するかを「マイナビ看護師」のご登録者を対象に尋ねたところ、以下のような結果が出ております。※労働基準法が改正され、年10日以上の有給休暇が付与される労働者に対して、年5日以上取得させることが雇用主に義務付けられました。

 

 

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