2019.05.29
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◆第17回 弱者が強者を倒す原理原則は、戦力の集中にあり

野村克也の人生強化塾

組織における「強者」とは、一般的にはその規模の大きさによって決まるものでしょう。業界最大手といわれるような企業には、零細企業はそうそう太刀打ちできないと考えるのが普通のことです。また、組織に属する優秀な人材の数によっても、「強者」「弱者」という基準は決まってくるものかもしれません。

ただ、どんな業界であっても、弱者が強者を打ち負かすための方法はあるようです。それを教えてくれるのはプロ野球界にその名を刻んだ野村克也さん。毎年のように下位に低迷していたプロ野球チーム・ヤクルトを常勝軍団に変貌させ、1990年代にチームの黄金時代を築いたことで知られます。

球界きっての策士が語る「勝負論」とはどんなものでしょうか。

構成/岩川悟(slipstream)、清家茂樹(ESS) イラスト/小西真樹

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