2022.09.21
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台風14号、九州の介護施設6ヵ所で浸水などの被害 厚労省「引き続き万全の警戒を」

メディカルサポネット 編集部からのコメント

加藤勝信厚労相は20日午前の閣議後会見で、先日日本を縦断した非常に強い台風14号により、九州の複数の社会福祉施設が浸水などの被害を受けたことを明らかにしました。
厚労省の20日5時30分現在の集計によると、高齢者施設の被害は宮崎県と長崎県で、床上浸水が2ヵ所、建物被害が1ヵ所、断水が1ヵ所、停電が2ヵ所発生したものの人的被害の報告はありません。また、医療機関では、宮崎県や鹿児島県で12施設で停電や断水の被害が発生していますが、自家発電機等で対応しており病院機能は維持されているとしています。
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雨のイメージ

《 画像はイメージ 》

 

今回の非常に強い台風14号により、九州の複数の社会福祉施設が浸水などの被害を受けた。加藤勝信厚生労働相が20日午前の閣議後会見で明らかにした。【Joint編集部】

 

厚労省の20日5時30分現在の集計によると、高齢者施設の被害は少なくとも宮崎県と長崎県の計6ヵ所。床上浸水が2ヵ所、建物被害が1ヵ所、断水が1ヵ所、停電が2ヵ所となっている。今のところ人的な被害は報告されていない。

 

加藤厚労相は会見で、「大型の台風で今後も広い範囲に影響が及ぶ可能性が高い。引き続き万全の警戒をお願いします」と呼びかけた。

 

このほか医療機関でも、少なくとも宮崎県や鹿児島県などの12施設で停電や断水の被害が発生。停電が解消されたり自家発電機で対応していたりして、いずれも必要な病院機能は維持されているという。障害者関係の施設については、これまでのところ被害は確認されていない。

 

 

出典: JOINT

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