2020.06.03
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武蔵野中央病院、厚労省クラスター班などが指導
全患者の発熱調査、全職員のPCR検査実施

メディカルサポネット 編集部からのコメント

入院患者・職員の新型コロナウイルス感染が明らかになった、東京都小金井市の武蔵野中央病院。2日、最新の状況が発表され、精神科閉鎖病棟で新たに患者12人、職員3人の感染が判明し、これにより感染した患者は合計24人、職員は合計7人になったと報じました。同院では、管轄保健所や厚労省のクラスター班等の指導により、全入院患者・全職員への調査等が進められ、陽性が確認された患者は専門病院に転院しています。今後も外来診療や新規入院の中止が継続されます。

 

 東京都小金井市は2日、武蔵野中央病院(同市)の新型コロナウイルス感染症に関する発表内容(第4報)をホームページに掲載した。多摩府中保健所や厚生労働省クラスター班などの指導の下、全入院患者の発熱調査、全職員のPCR検査などを実施。外来の中止(再診は電話診療)、精神科・内科新規入院の中止などは継続するとしている。【新井哉】

 

武蔵野中央病院の新型コロナウイルス感染症の発表内容(第4報)を掲載した小金井市のホームページ

武蔵野中央病院の新型コロナウイルス感染症の発表内容(第4報)を掲載した小金井市のホームページ

 

 発表内容(2日現在)によると、精神科閉鎖病棟(3階B病棟)の患者全員のPCR検査が完了した。新たに患者12人の感染が確認され、感染した患者は計24人となった。陽性患者は専門病院に転院した。

 

 同病棟の職員については、PCR検査をほぼ終えた。新たに職員3人の感染が確認され、感染した職員は計7人となった。

 

出典:医療介護CBニュース

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