
1.ロタ定期接種化を了承、早ければ来年度にも導入へ―厚科審部会(9月18日)
厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会は、ロタウイルスワクチンの定期接種化を了承した。早ければ来年度にも導入する方針。ロタウイルスワクチンの定期接種化を巡っては、安全性・有効性は差し支えない一方で、1人当たりの接種費用を全体で少なくとも4000円度下げなければ費用対効果の面で良好といえない課題があった。厚生労働省は、ワクチンを製造販売するグラクソ・スミスクラインとMSDに値下げなどの検討を要望していた。採用ワクチンは2社とも対象。今月中にも次回部会を開催し、接種時期や接種間隔などを議論する予定。