
1.初任給、公務員医師は24万9800円に引上げへ─民間医師は平均43万3000円(8月19日)
人事院は2019年度の国家公務員の給与に関して、民間との較差を踏まえ、月例給を平均0.09%(387円)、ボーナスを0.05月分引き上げて4.50月とするよう国会と内閣に勧告した。引上げ勧告は6年連続。国家公務員のうち、病院・診療所等に勤務する医師・歯科医師に適用される「医療職俸給表(一)」では、大学卒の初任給を24万9800円(前年度比1900円増)、博士課程卒の初任給を33万4100円(同1700円増)とする。19年度民間給与実態調査の結果では、19年4月までに医療機関等に採用された「準新卒医師」の初任給(時間外手当等を除く)は43万2887円で、前年より2万3565円高かった。