
1.凍結の妊婦加算、従来の枠組みでの再開は「不適当」 厚労省(6月7日)
厚生労働省は、”凍結”されている妊婦加算を従来の枠組みで運用再開することは「適当でない」とする取りまとめ案を了承した。妊産婦への診療を診療報酬で評価する場合の要件や名称などを中央社会保険医療協議会(中医協)で議論するよう促した。取りまとめ案は12日に開かれる社会保障審議会・医療保険部会で報告される予定。2018年度の診療報酬改定で新設された妊婦加算は「自動的に加算されていた」点などが問題視された。今後の中医協では、診療の質の高さを担保するための要件の見直しが焦点になる。