2019.03.15
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麻疹の患者報告数、2018年の総数を上回る
国内感染が約8割

メディカルサポネット 編集部からのコメント

2019年になってまだ2ヶ月ちょっとしか経過していませんが、国立感染症研究所のデータによると、3月6日現在、麻疹患者は、2018年1年間の総数を上回っています。過去10年間で最も多かった09年を上回るペースです。都道府県別では大阪が群を抜いています。 


 麻疹(はしか)の2019年の患者報告数が18年の総数を上回ったことが12日、国立感染症研究所がまとめた患者報告で分かった。国内での感染が全体の8割近くを占めている。【新井哉】

  

  

 同研究所によると、19年の患者報告数(6日現在)は285人。過去10年間で最も多かった09年を上回るペースで増えており、既に18年の患者報告数(282人)を超えている。

 

 都道府県別では、大阪が101人で最も多く、以下は、三重(50人)、愛知(27人)、東京(26人)、神奈川(11人)、千葉と京都(共に8人)、和歌山(7人)、茨城と埼玉(共に6人)、岐阜、兵庫、広島(いずれも5人)、静岡と滋賀(共に4人)、北海道と奈良(同3人)などの順だった。

 

 年齢別では、20歳代と30歳代が全体の半数超を占めた。ワクチンの接種歴については、「接種なし」が102人で最も多かった。

 

  

 出典:医療介護CBニュース

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