2019.01.25
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インフルエンザの入院患者、首都圏で急増
小児と高齢者が目立つ

メディカルサポネット 編集部からのコメント

首都圏でインフルエンザが猛威を振るっています。厚生労働省が25日に発表した「インフルエンザの発生状況について」では、インフルエンザ患者の入院報告数は前週より増え、年齢別では1~9 歳、70 ~80代が特に多いことが報告されています。東京都では1週間以上雨が降っておらず、ウイルスが浮遊しやすくなる乾燥状態が続いているため、さらに感染が拡大する恐れもあります。

 

首都圏でインフルエンザの入院患者が急増している。14日から20日までの週の入院患者の報告数について、千葉県は「過去最も多い報告数になっている」と指摘。埼玉県では小児と高齢者の入院が目立っており、10歳未満と70歳以上が全体の8割を占めたという。【新井哉】

 

 

埼玉県が公表した感染症患者発生情報

 

基幹定点医療機関から報告のあった入院患者数は、東京都が前週比約14%増の185人で、6週連続で増えた。埼玉県でも約45%増の97人となった。

 

千葉県は年齢別の入院患者数を公表しており、それによると、10歳未満が2割超、70歳以上が4割超を占めている。

 

重症肺炎などの報告も相次いでいる。横浜市では、入院時の診療内容が把握されている事例で、ICUに入室したり、頭部CT検査などが実施されたりした「重症肺炎や脳炎が疑われる入院患者」が、この週は4人いた。

  

 出典:医療介護CBニュース

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