2019.01.22
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オプジーボに評価中のリスク
PMDAが公表

メディカルサポネット 編集部からのコメント

医薬品医療機器総合機構(PMDA)が、「オプジーボ」など医薬品の評価中のリスクに関する情報を更新しました。すでに処方した経験を持つ医療関係者も最新情報の確認をお願いします。

 

医薬品医療機器総合機構(PMDA)は18日、医薬品の評価中のリスクに関する情報を公表した。添付文書(使用上の注意)を改訂する恐れのある医薬品が対象。公表された主な医薬品は以下の通り。【新井哉】

 

〔ニボルマブ(遺伝子組換え)〕商品名はオプジーボ点滴静注100mgなど。切除不能な進行・再発の非小細胞肺がんなどに効能・効果がある。評価中のリスクは血球貪食症候群、溶血性貧血、無顆粒球症。

 

〔トラスツズマブ(遺伝子組換え)〕商品名はトラスツズマブBS点滴静注用60mg「CTH」など。HER2過剰発現が確認された治癒切除不能な進行・再発の胃がんなどに効能・効果がある。評価中のリスクは腫瘍崩壊症候群。

 

〔ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)〕商品名はキイトルーダ点滴静注100mgなど。切除不能な進行・再発の非小細胞肺がんなどに効能・効果がある。評価中のリスクは血球貪食症候群、無顆粒球症。

 

〔グレカプレビル水和物・ピブレンタスビル〕商品名はマヴィレット配合錠。C型慢性肝炎またはC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善に効能・効果がある。評価中のリスクは肝機能障害、黄疸。

 

〔パルボシクリブ〕商品名はイブランスカプセル125mgなど。手術不能または再発乳がんに効能・効果がある。評価中のリスクは間質性肺疾患。

 

 

出典:医療介護CBニュース

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