2018.03.28
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看護師国家試験の合格率、3年ぶりに90%超
厚労省発表

メディカルサポネット 編集部からのコメント

第107回看護師国家試験の合格率は91.0%、3年ぶりに90%を超えたことを厚生労働省が発表しました。今年は看護師国家試験の改定が行われましたが、合格者数は6年連続で5万人を上回り、受験者数6万4488人のうち5万8682人(前年比3315人増)が合格しました。




第107回看護師国家試験の合格率は91.0%で、3年ぶりに90%を超えたことが26日、厚生労働省が行った合格発表で分かった。合格者数は6年連続で5万人を上回った。【松村秀士】

 

同省によると、2018年2月18日に実施された107回目の看護師国家試験には、昨年より1954人多い6万4488人が受験し、このうち5万8682人(前年比3315人増)が合格した。

 

新卒者と既卒者を合わせた全体の合格率は91.0%で、前年よりも2.5ポイント上昇。新卒者のみでは、前年に比べて2.0ポイント高い96.3%だった。全体での合格率は、15年の第104回は90.0%だったが、16年の第105回が89.4%、昨年の第106回は88.5%と2年連続で90%を割り込んでいた。

 

EPA(経済連携協定)によってインドネシアとフィリピン、ベトナムから来日した看護師候補者は今回、441人が受験し、そのうち78人(前年比13人増)が合格した。合格率は17.7%(同3.2ポイント増)だった。

出典:医療介護CBニュース

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