メディカルサポネット 編集部からのコメント

咳や発熱、倦怠感が見られるマイコプラズマ肺炎が流行が拡大しています。国立感染症研究所のデータによると、報告数は1.3人で、1999年の調査開始後に最多を記録した2016年に匹敵する水準です。最も多かったのは福井と佐賀で、次に大阪、愛知と続いています。

      

 乾いた咳や発熱、全身の倦怠感などが生じるマイコプラズマ肺炎の流行が拡大している。国立感染症研究所が27日に公表した第33週(12-18日)のデータによると、定点医療機関当たりの報告数が1.3人(前週比13.0%増)となり、感染症法に基づく1999年の調査開始後に最多を記録した2016年に匹敵する水準にまで流行が拡大しつつある。【渕本稔】

 

 報告数が最も多かったのは、福井と佐賀の3.83人。次いで大阪(3.67人)、愛知(3.27人)などが続いた。一方で少なかったのは、山形(0人)、愛媛(0.17人)、山梨・鳥取(共に0.2人)など。

 

 マイコプラズマ肺炎は、マイコプラズマを病原体とする呼吸器感染症。患者の8割は14歳以下とされており、秋冬に流行が見られる傾向がある。

 

 患者の多くは軽い症状で済むものの、一部では肺炎が生じたり重症化したりすることもある。飛沫感染や接触感染などで広がるとされており、感染予防対策としては手洗いやマスクの着用、家族間のタオルの共用を避けるなどが有効だとされる。

 

  出典医療介護CBニュース

 

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