2024.02.07
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【感染症情報】溶血性レンサ球菌、過去10年最多続く
新型コロナは10週連続増える

メディカルサポネット 編集部からのコメント

国立感染症研究所が、6日に最新の患者数報告を公表しました。

新型コロナウイルス感染症は10週連続増加。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点医療機関あたり患者報告数は、過去10年で最多となっています。感染すると発熱やのどの痛みといった症状が多い感染症です。

       

 国立感染症研究所が6日に公表した1月22日から28日までの1週間(第4週)の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3,000カ所、インフルエンザと新型コロナウイルス感染症は定点医療機関約5,000カ所、速報値)によると、定点医療機関当たりのA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の患者数は過去10年で最も多い。新型コロナウイルス感染症は10週連続の増加。インフルエンザ、RSウイルス感染症もそれぞれ増えた。感染性胃腸炎は微減。

 

〔インフルエンザ〕報告数は前週比8.4%増の19.2人。過去10年の同期の平均よりも少ない。都道府県別の上位3位は、福岡(34.89人)、沖縄(31.83人)、宮崎(29.86人)。

 

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比0.4%減の7.6人。過去10年の同期の平均を上回る。都道府県別の上位3位は、香川(13.75人)、石川(13.54人)、宮崎(12.44人)。

 

〔RSウイルス感染症〕報告数は前週比37.5%増の0.11人。過去5年で最も少ない。都道府県別の上位3位は、福島(0.65人)、北海道(0.58人)、福井(0.4人)。

 

〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比1.6%増の4.35人。3週連続で過去10年最多。都道府県別の上位3位は、鳥取(9.95人)、山形(8.71人)、富山(8.1人)。

 

〔新型コロナウイルス感染症〕報告数は前週比22.1%増の14.93人。都道府県別の上位3位は、福島(23.94人)、愛知(21.24人)、茨城(21.15人)。

 

  

  出典医療介護CBニュース

 

   


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