2022.12.28
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解熱薬・検査キットの早期購入、積極的に情報発信を
厚労省、年末年始の感染拡大時の発熱外来に懸念

メディカルサポネット 編集部からのコメント

厚生労働省は年末年始の新型コロナとインフルエンザとの同時流行に備え、都道府県や保健所設置市などに事務連絡を出し、解熱鎮痛薬や抗原定性検査キットの早めの購入を呼び掛ける情報発信をするよう求めました。

 

 

     

 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は、都道府県や保健所設置市、特別区に事務連絡(23日付)を出し、新型コロナの感染拡大やインフルエンザとの同時流行に備え、解熱鎮痛薬や抗原定性検査キットを早めに購入しておくことなどを、積極的に情報発信するよう求めた。【新井哉】

 厚労省は、年末年始に同時流行や感染拡大が生じた場合、一時的に発熱外来にかかりにくい状況が生じることを懸念している。そのため、事務連絡では、重症化リスクの高い人や子どもを守るため、抗原定性検査キットで自己検査を行ったり、地域の健康フォローアップセンターを活用したりする必要性を挙げている。 

 

 受診を迷った場合や、症状が重く受診を希望する場合は、地域の受診・相談センターに電話で連絡し、かかりつけ医・発熱外来の受診や、電話・オンライン診療を検討するよう促している。

   

  

 出典: 医療介護CBニュース

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