2022.11.10
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介護サービス事業者でBCP策定の討議・実習も
厚労省がオンライン集団研修を事務連絡

メディカルサポネット 編集部からのコメント

厚生労働省は9日に事務連絡を発出し、12月5日から22日までの期間「介護サービス事業所におけるBCP策定」のための集団研修(オンライン開催)」を開催することを明らかにしました。対象となるのは、介護事業所の管理者や感染対策教育担当者、BCP策定を担う立場の職員等で、基調講演、講義1・2,グループワークで構成されるものです。応募は11月9日~12月19日の間に専用サイトから申し込むことになっており、費用負担はありません。開催にあたり、策定がまだ済んでいない事業所はもちろん、策定済の事業所も点検と改訂を進めるために受講できるとしており、令和5年度末の策定期限に向けて同研修を活用してほしい意向を示しています。

    

厚生労働省は9日、都道府県などに事務連絡を出し、介護サービス事業者の職員向けの感染対策や業務継続計画(BCP)策定の集団研修を、12月5日から22日までの期間、オンラインで開催することを伝えた。【新井哉】

 

介護サービス事業者に対し、2023年度末までに感染対策やBCPの策定が義務付けられたことを踏まえたもので、BCP策定の専門家・有識者の講義や、感染症の専門家(感染管理認定看護師、感染症看護専門看護師など)が関わるグループワークで、BCPの策定方法などを学ぶ。

 

集団研修は、管理者や感染対策教育担当者、BCP策定を担う立場の職員らが対象で、グループワークでは「介護サービス事業者に持ち帰って実際のBCP策定に資するための討議と実習を行う」としている。 

 

  

出典: 医療介護CBニュース

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