2022.10.14
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新規感染者数、東京など首都圏で減少速度鈍化
コロナアドバイザリーボード分析・評価

メディカルサポネット 編集部からのコメント

厚生労働省は12日、第102回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの報告をし、新規感染者数について「全国的には今年2月のピークを下回る感染レベルとなった」と指摘ました。感染者数の減少に伴い療養者数も減少しており、医療提供体制は改善傾向がみられています。一方で、東京など首都圏で感染減少速度の鈍化がみられるものの、「小児感染者数の増加に伴う、重症例、死亡例の発生に注意が必要」としています。

 

厚生労働省が12日に公表した第102回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価では、新規感染者数について「すべての地域において減少が継続しており、全国的には本年2月のピークを下回る感染レベルとなった」としながらも、「東京など首都圏で減少速度の鈍化がみられる」と指摘している。【新井哉】

 

全国の年代別の新規感染者数に関しては、全年代で減少が継続しているが、「他の年代と比較して10歳未満が多くなっている」と説明している。

 

また、東京や埼玉などの一部地域では「10歳代の増加が見られる」と指摘。小児などの死亡例に関する暫定報告にも触れ、「小児感染者数の増加に伴う、重症例、死亡例の発生に注意が必要」としている。   

   

出典: 医療介護CBニュース

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