2022.09.22
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介護サービス利用者、昨年度638万人超 過去最多更新 厚労省統計

メディカルサポネット 編集部からのコメント

厚労省が21日公表した、全国の介護費の動向などを明らかにする統計(介護給付費等実態統計)の最新版によると、昨年度の介護保険サービスの実受給者数は638万1700人。前年度からは16万2700人(2.6%)増え、過去最多を更新しました。
同統計によると、給付費や自己負担分などをあわせた介護保険の総費用額は昨年度、11兆291億3100万円(前年度比2.3%増)の結果でした。調査ではほかにも、居宅・地域密着型・施設などサービス種類ごとの受給者の状況についても報告されています。

 

介護事業所の様子

《 介護事業所の様子 》

 

厚生労働省は21日、全国の介護費の動向などを明らかにする統計(介護給付費等実態統計)の最新版を公表した。【北村俊輔】

 

それによると、昨年度の介護保険サービスの実受給者数は638万1700人。前年度からは16万2700人(2.6%)増え、過去最多を更新した。

 

このうち、介護給付の実受給者数は546万8700人(前年度比2.6%増)、予防給付は114万4300人(同4.1%増)だった。

 

調査は毎月公表されている月報のうち、昨年5月審査分から今年4月審査分までをまとめたもの。期間内に審査された全ての介護レセプトを集計対象としている。

 

調査結果によると、給付費や自己負担分などをあわせた介護保険の総費用額は昨年度、11兆291億3100万円にのぼった。前年度からは2507億9700万円(2.3%)増えていた。

 

受給者1人あたりの費用額は、今年4月審査分で17万2800円。前年同月より2100円(1.2%)下がっていた。

 

 

出典: JOINT

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