メディカルサポネット 編集部からのコメントネットの普及により、口コミサイトが盛況です。レストランや映画だけでなく、外来・入院についても、提供側の公式情報だけでなく、実際に利用された方の声を信頼して病院を選ぶ方が増えています。家族・知人・友人といった身近な人の口コミだけでなく、インターネットなどからの情報もチェックされている方が多いようです。提供しているものの満足度がはかられています。 |
厚生労働省が公表した2017年の受療行動調査(概数)によると、患者が医療機関を受診する際の情報の入手先で最も多いのは、外来・入院とも「口コミ」で、全体の7割超を占めた。【松村秀士】
同省は、患者の医療に対する認識や行動を明らかにするため、受療行動調査を3年ごとに実施している。17年の調査では、外来患者9万5512人と入院患者5万188人から有効回答を得た。
それによると、医療機関の受診時に「情報を入手している」との回答は、外来が77.7%で、入院は82.6%。「特に情報は入手していない」は、外来が17.2%、入院は14.1%だった。
事前に情報を入手している人に情報源を聞いたところ(複数回答)、外来では「家族・知人・友人の口コミ」が70.6%で最も多く、これに「医療機関が発信するインターネットの情報」(21.1%)、「医療機関の相談窓口」(16.3%)などと続いた。
入院でも、「家族・知人・友人の口コミ」(71.9%)、「医療機関の相談窓口」(23.9%)、「医療機関が発信するインターネットの情報」(15.8%)が情報源のトップ3を占めた。
出典:医療介護CBニュース