2022.06.29
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高齢者施設入所者は「最も接種を検討すべき対象」
厚労省がコロナワクチン4回目接種で事務連絡

メディカルサポネット 編集部からのコメント

厚生労働省は24日、高齢者施設の新型コロナワクチン4回目接種の促進に関する事務連絡を出し、特に重症化リスクの高い人が多い高齢者施設の入所者について、「最も接種を検討すべき対象」との考えを示しました。また、高齢者施設で希望者が接種を受けられるよう、「接種体制の構築」を要望し、各自治体との連携や、地域の医療機関などから助言を得て体制の整備を進めたりするよう求めています。

 

 厚生労働省健康局健康課予防接種室などは、高齢者施設の新型コロナワクチン4回目接種の促進に関する事務連絡(24日付)を、都道府県、指定都市、中核市、市町村、特別区に出した。特に重症化リスクの高い人が多い高齢者施設の入所者について、「最も接種を検討すべき対象」との考えを示している。【新井哉】

 

 事務連絡では、これまでの接種で獲得された免疫が徐々に減衰していくことなどを踏まえ、4回目接種が可能となる、3回目接種から5カ月経過後のできる限り早い時期に、高齢者施設での4回目接種を促進していく必要性を挙げている。

 

 また、高齢者施設で希望者が接種を受けられるよう、「接種体制の構築」を要望。その際は、自治体の担当部局と連携したり、地域の医療機関などから助言を得て体制の整備を進めたりするよう求めている。

 

 

出典: 医療介護CBニュース

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