2018.08.29
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【感染症情報】ヘルパンギーナなど軒並み減少

メディカルサポネット 編集部からのコメント

残暑厳しい毎日ですが、虫の声や風の匂いに秋の訪れを感じるようになりました。夏に猛威を振るうヘルパンギーナなどの患者も減少しています。とはいえ、季節の変わり目は体調に大きな影響を及ぼすもの。引き続き警戒してください。

  

国立感染症研究所がまとめた8月13日から19日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3000カ所、速報値)によると、前週に定点医療機関当たりの患者報告数が14週ぶりに増加から減少に転じたヘルパンギーナは、2週連続で減少した。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎と咽頭結膜熱(プール熱)、感染性胃腸炎は3週連続、手足口病は5週連続で減少した。【越浦麻美、瀬戸直樹】

 

 

〔ヘルパンギーナ〕報告数は前週比約37%減の1.48人。都道府県別の上位3位は、山形(5.21人)、長野(3.85人)、福島(3.54人)。

 

〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比約24.5%減の0.83人。都道府県別の上位3位は、鳥取(2.79人)、宮崎(1.66人)、山口と鹿児島(共に1.26人)。

 

〔咽頭結膜熱〕報告数は前週比約17.9%減の0.32人。都道府県別の上位3位は、鹿児島(1.02人)、沖縄(0.97人)、新潟(0.63人)。

 

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約18%減の2.5人。都道府県別の上位3位は、宮崎(7.57人)、鹿児島(6.94人)、大分(6.08人)。

 

〔手足口病〕報告数は前週比約27%減の1人。都道府県別の上位3位は、愛媛(4.92人)、沖縄(3.41人)、北海道(3.34人)。

 

 

 出典:医療介護CBニュース

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