2021.10.26
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SIDS発症リスク低くするポイント啓発
厚労省、対策強化月間の取り組み発表

メディカルサポネット 編集部からのコメント

厚生労働省は、毎年11月を乳幼児突然死症候群(SIDS)の対策強化月間と定め、対策強化月間の主な取り組みとして、▽1歳になるまでは、寝かせる時はあおむけに寝かせる▽保護者などはたばこをやめる、などの発症リスクを低くするためのポイントを、ポスターやリーフレットを通して全国的な啓発活動を実施します。

 

 厚生労働省はこのほど、乳幼児突然死症候群(SIDS)の対策強化月間の主な取り組みを発表した。【新井哉】

 

 厚労省は、毎年11月をSIDSの対策強化月間と定め、SIDSに対する社会的関心を喚起するため、発症率を低くするポイントなどの重点的な普及啓発活動を実施している。月間では、▽1歳になるまでは、寝かせる時はあおむけに寝かせる▽できるだけ母乳で育てる▽保護者などはたばこをやめる-といった発症リスクを低くするためのポイントについて、ポスターやリーフレットを活用して全国的な啓発活動を実施。また、健やか親子21推進協議会の参加団体に対しても、発症率を低くするポイントなどの周知や普及について協力を求める。

 

 SIDSは、何の予兆や既往歴もないまま乳幼児が死に至る、原因の分からない病気で、 窒息などの事故とは異なる。厚労省によると、2020年は95人の乳幼児がSIDSで亡くなっており、乳児期の死亡原因の第3位となっている。

 

 

出典:医療介護CBニュース

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