2018.08.08
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依存症治療の拠点・専門医療機関9施設を選定 北海道が発表

メディカルサポネット 編集部からのコメント

2020年のカジノ施設開業に向けたカジノ法案が話題になっています。一方、アルコールやギャンブルの依存症対策も進められています。カジノ開設の候補地の一つ、北海道ではアルコールやギャンブルなどの依存症治療の拠点機関1施設、専門医療機関8施設をそれぞれ選定しました。その他、各都道府県で依存症の拠点機関と専門医療機関の選定作業が進められています。

 

北海道は、アルコールやギャンブルなどの依存症治療の拠点機関1施設、専門医療機関8施設をそれぞれ選定したと発表した。専門医療機関のない二次医療圏もあるため、他の医療機関から申請があれば選定を進めたい考えだ。【新井哉】

 

北海道が発表した依存症の拠点・専門医療機関 

 

2016年5月に閣議決定された「アルコール健康障害対策推進基本計画」では、アルコールの健康障害に関する予防から治療・相談まで「切れ目のない支援体制」の整備の必要性を挙げ、アルコール依存症の治療拠点となる専門医療機関の整備を求めていた。これを受け、厚生労働省は依存症対策総合支援事業の実施要綱を策定。各都道府県で依存症の拠点機関と専門医療機関の選定作業が進められている。

  

道は拠点機関に旭山病院(札幌市中央区)、専門医療機関として、▽幹メンタルクリニック(同中央区)▽札幌太田病院(同西区)▽道央佐藤病院(苫小牧市)▽石橋病院(小樽市)▽江別すずらん病院(江別市)▽旭川圭泉会病院(旭川市)▽千歳病院(千歳市)▽滝川中央病院(滝川市)―をそれぞれ選んだ。

 

拠点機関の旭山病院は、アルコール、薬物、ギャンブルの各依存症の患者に対応可能。専門医療機関の8施設はアルコール依存症の患者の診療を行う。

 

 

 出典:医療介護CBニュース

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