2018.08.01
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【感染症情報】ヘルパンギーナ11週連続増 手足口病が減少に転じる

メディカルサポネット 編集部からのコメント

ヘルパンギーナが猛威をふるっています。何度もかかってしまうことも珍しくないため、猛暑や温度差による体力低下が危ぶまれる中、まだまだ注意が必要です。

 

国立感染症研究所がまとめた7月16日から22日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3000カ所、速報値)によると、ヘルパンギーナの定点医療機関当たりの患者報告数が11週連続で増加した。一方、咽頭結膜熱(プール熱)と手足口病は増加から減少に転じ、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は4週連続、感染性胃腸炎は7週連続でそれぞれ減少した。【越浦麻美】

 

〔ヘルパンギーナ〕報告数は前週比約2.9%増の2.49人。都道府県別の上位3位は、山形(8.33人)、静岡(7.48人)、新潟(6.63人)。

 

〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比約29.3%減の1.57人。都道府県別の上位3位は、鳥取(3.58人)、福岡(2.75人)、埼玉(2.56人)。

 

〔咽頭結膜熱〕報告数は前週比約19.1%減の0.55人。都道府県別の上位3位は、鹿児島(1.37人)、福島(1.08人)、沖縄(1.03人)。

 

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約18.5%減の3.84人。都道府県別の上位3位は、大分(9.08人)、宮崎(6.63人)、鹿児島(6.13人)。

 

〔手足口病〕報告数は前週比約10.5%減の1.87人。都道府県別の上位3位は、大分(7.75人)、宮崎(6.97人)、徳島(6.61人)。

  

 

 

 出典:医療介護CBニュース

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