2018.07.30
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加藤厚労相と会談、医師の働き方改革めぐり
日医・横倉会長

メディカルサポネット 編集部からのコメント

日本医師会の横倉義武会長が加藤勝信厚生労働相に「医師の働き方改革に関する意見書」を手渡しました。まずは、現行法制の中で可能なものから実現をはかります。今後は現状の医療提供体制との調整が必要です。

 

日本医師会(日医)の横倉義武会長は27日、加藤勝信厚生労働相と会談し、医師の働き方改革に関する意見書を手渡した。【齋藤栄子、兼松昭夫】

 

 

横倉会長は、日医の意見書を手渡した(27日、厚労省)

 

 意見書は、日医の「医師の働き方検討委員会」が4月にまとめた答申がベース。医師の健康に対する配慮と地域医療の継続性を両立させるため、時間外労働に独自の上限(医師の特別条項)を設定し、地域の事情などで特別条項での対応が困難な場合の「特別条項の特例」もつくるなど、現行法制の枠に捉われない仕組みを提言した。

 

 同席した日医の今村聡副会長によると、加藤厚労相は「今の医療提供体制に影響するような(医師の働き方)改革は難しい」「現行法制の中でできるもの(働き方改革)もある」との認識を示したという。

 

 出典:医療介護CBニュース

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