2021.07.29
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介護施設のクラスター、週間5件で今年最少に 減少傾向続く

メディカルサポネット 編集部からのコメント

厚生労働省が発表した、全国の高齢者施設でこれまでに発生した新型コロナウイルスのクラスターの件数によると、前週の報告からは5件の増加となっており、1週間の増加数としては今年最少となりました。ワクチン接種が進んだことが最大の要因とみられており、同様に医療機関などでも減少傾向となっています。一方クラスターが最も多いのは企業等で、これまでの合計で高齢者施設や飲食店を上回っています。

 

 《 新型コロナワクチン接種(代表撮影)》

 

首都圏を中心として感染の急拡大が止まらない。予断を許さない状況に変わりはなく、これまで通りの対策を続けていくことが求められている。【Joint編集部】

 

厚生労働省は28日、全国の高齢者施設でこれまでに発生した新型コロナウイルスのクラスターの件数が、26日0時までの時点で1757件にのぼったと発表した。

 

前週の報告から5件増。1週間の増加数としては今年最少となった。ワクチン接種が進んだことが最大の要因とみられている。

 

 

また、全国の医療機関でこれまでに発生したクラスターは26日0時時点で1260件。こちらも前週から5件増にとどまり、減少傾向が鮮明に表れている。

 

クラスターが最も多いのは前週から47件増の「企業等」。これまでの合計は1840件となり、高齢者施設や飲食店(1630件)などを上回っている。

 

 

 

出典:JOINT

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