2021.05.26
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【感染症情報】プール熱の患者報告数が倍増
RSウイルス感染症は18年以降の同期比で最多

メディカルサポネット 編集部からのコメント

国立感染症研究所がまとめた10日から16日までの週の5類感染症の患者報告によると、咽頭結膜熱(プール熱)の定点医療機関当たりの患者報告数が前週と比べて倍増しています。また、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルス感染症も増加しました。

 

 国立感染症研究所がまとめた10日から16日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3000カ所、速報値)によると、咽頭結膜熱(プール熱)の定点医療機関当たりの患者報告数が前週と比べて倍増した。感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルス感染症も増加した。【新井哉】

 

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約79.8%増の3.92人。都道府県別の上位3位は、高知(15.39人)、愛媛(10.86人)、香川(8.41人)。

 

〔RSウイルス感染症〕報告数は前週比約16.3%増の1.0人。定点当たりの報告数に変更された2018年以降の同期と比べて最も多い。都道府県別の上位3位は、山口(4.4人)、石川(3.9人)、奈良(3.44人)。

 

〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比約64.1%増の0.64人。都道府県別の上位3位は、鳥取(3.32人)、新潟(2.12人)、福岡(2.07人)。

 

〔咽頭結膜熱〕報告数は前週比2倍の0.32人。都道府県別の上位3位は、鹿児島(1.22人)、佐賀(1.13人)、新潟(1.12人)。

 

 

  

 

出典:医療介護CBニュース

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