2021.05.20
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福祉施設のクラスター、全国で2000件超える 厚労省 介護など増加

メディカルサポネット 編集部からのコメント

厚生労働省は19日、全国の福祉施設で発生したクラスターが今月17日の時点で2000件を超えたと発表しました。
福祉施設の内訳は、高齢者福祉施設が1498件、障害者福祉施設が164件、児童福祉施設が344件。あわせて2006件となっています。
最も多いのはやはり高齢者福祉施設と全体のおよそ2割を占めており、やむを得ない事情(認知症など)で対策がうまく機能しないこと、利用者との密接がどうしても避けられないことなども大きいようです。リソースが乏しいなか現場は必死の努力を続けているが、なかなかクラスターを防ぎきれないのが実情のようです。

 

《 厚労省 》

   

厚生労働省は19日、全国の福祉施設で発生したクラスターが今月17日の時点で2000件を超えたと発表した。【Joint編集部】

 

福祉施設の内訳は、高齢者福祉施設が1498件、障害者福祉施設が164件、児童福祉施設が344件。あわせて2006件となっている。高齢者福祉施設は前週比76件増。

  

ここでいうクラスター件数は、同一の場で2人以上が感染したとして報告された事例などを国が集計したもの。全体は表のようになっている。

 

 

最も多いのはやはり高齢者福祉施設。全体のおよそ2割を占めている。

 

やむを得ない事情(認知症など)で対策がうまく機能しないこと、利用者との密接がどうしても避けられないことなども大きい。リソースが乏しいなか現場は必死の努力を続けているが、なかなかクラスターを防ぎきれないのが実情だ。

 

 

出典:JOINT

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