2021.05.13
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日医会長「慎重に判断すればよかった」
100人規模の会に常勤役員14名全員参加で釈明

メディカルサポネット 編集部からのコメント

日本医師会の中川俊男会長は、まん延防止等重点措置期間中の4月20日に都内のホテルで行われた「次世代の医療政策を考える会」に出席した件について説明を行いました。同会は会場参加が約100名で、日医常勤役員14名全員が参加したことで批判が殺到しており、中川会長は「全国で多くの皆様が我慢を続けてくださっている中で慎重に判断すればよかった」と釈明しています。

 

日医・中川会長、会見の様子

 

 日本医師会(日医)の中川俊男会長は12日の定例記者会見で、まん延防止等重点措置期間中の4月20日に東京都内のホテルで行われた「次世代の医療政策を考える会」に、自見英子・自民党参院議員の後援会会長として出席したと説明した。【齋藤栄子】

 

 一部報道を受けて、中川会長が説明に立った。当日は会場参加約100名とオンライン参加で講演が行われ、中川会長を含む日医常勤役員14名全員が参加。飲食はなく、ホテル業界の感染症対策ガイドラインに基づき、十分な感染対策が取られていると判断したが、「全国で多くの皆様が我慢を続けてくださっている中で慎重に判断すればよかった」と釈明した。

 

 中川会長は、多くの批判をいただく中で、日医会長として求められる責務は、医療提供体制の確保に最大限努め、新型コロナワクチン接種を加速度的に進めることだとし、国民に対する責務を全力で果たしていくなどと話した。

 

  

 

出典:医療介護CBニュース

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