2021.04.06
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「LIFE早期申請なら14日までに」 厚労省通知 法人内の情報共有も要請

メディカルサポネット 編集部からのコメント

厚生労働省は今年度から本格稼働する介護保険の新たなデータベース「LIFE」について新たな通知を出しました。今回の通知では、早期に利用を開始したい場合、今月14日までに申請があれば今月末までにはサインアップ用のはがきが送付されるとしているが、報酬改定直後でもありまた申請状況によっても状況が変わるため、早めの申請を呼びかけています。

なお、『LIFE』に関する最新情報は連載コラム「介護経営コンサルタント小濱道博の先手必勝の介護経営 vol.5」にて解説しています。

 

 

厚生労働省は5日、今年度から本格稼働する介護保険の新たなデータベース「LIFE」について新たな通知を出した。【Joint編集部】

 

介護保険最新情報のVol.964で周知している。

 

今回は利用申請に関する内容。公式サイトから申請を出すと、パスワードなどが記載された圧着はがきが事業所に届く。それを使ってサインアップすることが、LIFEを使い始める第一歩となる。申請は事業所番号ごとに行う決まり。

 

《関連記事》介護報酬の“LIFE加算”、これまでの通知の内容はこちら!

 

厚労省は今回の通知で、「今月14日までに申請があれば今月末頃までにはがきを送付する」と説明。「送付時期は全体の申請状況によっても変わる。早めの申請を」とアナウンスした。

 

通常のスケジュールは、毎月25日までに行われた申請に応えるはがきを翌月上旬に送付する、と定められている。ただ今は介護報酬改定の直後。厚労省は各種加算の算定などに遅れが生じないよう、可能な限り早く対応するとしている。

 

このほか厚労省は、「同じ法人内の事業所の申請状況を共有して頂きたい」と要請。以下のような事態が生じているとして、現場の関係者に広く協力を呼びかけた。

 

○ 同じ法人の異なる事業所をまとめて申請した場合など、当該事業所に所属しない者宛のはがきが届く結果、受け取りを拒否されることがある

 

○ 同じ事業所番号で重複して申請することにより、申請したにもかかわらずはがきが届かないことがある

 

 

出典:JOINT

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