2020.08.25
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BCGやインフルワクチンなど疾病・障害8件認定
厚労省が審議結果を公表

メディカルサポネット 編集部からのコメント

厚生労働省は疾病・障害認定審査会感染症・予防接種審査分科会で審議した12件についての審議結果を公表しました。審査分科会は、BCG2件、インフルエンザ、PPSV、日本脳炎、MR(麻疹・風疹混合)、ポリオ、HPVのそれぞれ1件、計8件について、疾病・障害を認定しました。今回認定された8件については、医療費・医療手当、障害年金が給付される予定です。

 

 厚生労働省はこのほど、疾病・障害認定審査会感染症・予防接種審査分科会の審議結果を公表した。BCGやインフルエンザ、PPSV(肺炎球菌)、日本脳炎などのワクチンを接種した12件について審議した分科会は、8件で予防接種と疾病との因果関係が否定できないとした。【新井哉】

 

 審査分科会は、BCGの2件、インフルエンザ、PPSV、日本脳炎、MR(麻疹・風疹混合)、ポリオ、HPVのそれぞれ1件について、疾病・障害を認定した。

 

 疾病・障害については、BCGは右脛骨BCG骨髄炎、左腋窩リンパ節炎、左BCG接種部皮下膿瘍、インフルエンザは間質性肺炎、PPSVは左難聴、日本脳炎は右上腕硬結、MRはギラン・バレー症候群、ポリオは右下肢弛緩性麻痺、HPVは頭痛、多発性の疼痛、不眠、両下肢のしびれ、光過敏性を挙げている。

 

 今回認定された8件については、医療費・医療手当、障害年金が給付される予定。

 

 

出典:医療介護CBニュース

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