2020.07.30
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武蔵野中央病院の診療再開、「多くの市民に朗報」
コロナ感染防止徹底、小金井市長が関係者に敬意

メディカルサポネット 編集部からのコメント

新型コロナウイルス感染症の発生に伴い外来を始め病棟の入院等を中止していた武蔵野中央病院(東京都小金井市)が、8月7日より段階的に通常診療を再開すると公表し、小金井市の西岡真一郎市長は市のホームページに、病院関係者の徹底した感染防止対策に敬意を表したメッセージを公開しました。診療再開は「多くの市民にとって大変朗報」とし、感染拡大防止のために支援・指導した多摩府中保健所、都福祉保健局、厚生労働省クラスター対策班などに対しても「心から敬意を表します」と記しています。

 

 東京都小金井市は28日、5月から6月にかけて新型コロナウイルス感染症患者が発生した武蔵野中央病院(同市)に関する西岡真一郎市長のメッセージをホームページに掲載した。同病院が診療再開の方針を公表したことに触れ、「3階の閉鎖病棟以外の発生がなかったこと、6月23日以降これまで1か月以上新たな患者の発生がないことは、この間の病院関係者の徹底した感染防止対策のおかげであると、その並々ならぬ御苦労に心から敬意を表します」としている。【新井哉】

 

武蔵野中央病院の診療再開に関する小金井市長のメッセージ

 

 市がホームページに掲載した同病院の「診療等の再開のお知らせ」(7月27日付)によると、感染発生病棟は3階の精神科閉鎖病棟(3A・3B)のみで、1階の内科、2階の精神科閉鎖病棟の患者・職員からの発生は確認されていない。

 

 同病院は、内科・精神科(心療内科含む)の外来(再診)を8月7日に再開するなど、段階的に通常診療を再開する予定。こうした診療再開に向けた方針について、西岡市長はメッセージの中で、「私にとっても、それを必要とする多くの市民の方々にとっても大変朗報」と記載。感染拡大防止のために支援・指導した多摩府中保健所、都福祉保健局、厚生労働省クラスター対策班などに対し、「地域を代表して、心から御礼と感謝を申し上げます」としている。

 

 

出典:医療介護CBニュース

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