2020.06.10
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コロナ発生の武蔵野中央病院「事態の収拾に全力」
クラスター班などが指導、全職員健康観察も

メディカルサポネット 編集部からのコメント

入院患者・職員の新型コロナウイルス感染が明らかになった、東京都小金井市の武蔵野中央病院の最新情報が9日に更新され、感染した患者は合計29人、職員の感染者は合計10人になったことがわかりました。同市長の西岡真一郎氏は、市のホームページでメッセージを発信し今回の感染が限定された所での発生であり、接触者が特定できる状況であるとし、「冷静な行動をお願いします」と市民へ呼び掛けています。

 

 東京都小金井市は9日、武蔵野中央病院(同市)の新型コロナウイルス感染症に関する発表内容(第5報)をホームページに掲載した。多摩府中保健所や厚生労働省クラスター班などの指導の下、全職員の健康観察などを実施しており、「引き続き事態の収拾に全力で取り組みます」などとしている。【新井哉】

 

武蔵野中央病院の新型コロナウイルス感染症の発表内容(第5報)を掲載した小金井市のホームページ

武蔵野中央病院の新型コロナウイルス感染症の発表内容(第5報)を掲載した小金井市のホームページ

 

 発表内容(9日現在)によると、患者全員と全職員の PCR検査が完了し、結果がほぼ判明した。精神科3階B病棟(閉鎖病棟)の患者については、PCR検査で陰性が確認されていたが、その後の健康観察で2回目のPCR検査を個別に実施し、4人の陽性者が確認された。また、精神科3階A病棟(閉鎖病棟)の患者1人もPCR検査で陽性が確認され、患者の感染者は計29人となった。

 

 職員についても、新たに精神科3階B病棟で1人、精神科3階A病棟で2人の感染が確認され、職員の感染者は計10人となった。

 

 

出典:医療介護CBニュース

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