2019.10.28
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21年度の専攻医シーリング案を年明け早々に決定
日本専門医機構

メディカルサポネット 編集部からのコメント

日本専門医機構の寺本理事長は21日、年明け早々にも2021年度の専攻医シーリング(募集定員の上限)に関する機構案が決定する方針を示しました。寺本理事長は会見で「今年よりは早い段階で決まるので、その分、混乱は少なくなるのではないか」と述べ、20年度の専攻医の一次募集(登録)を10月15日から開始したことも明らかにしました。21日時点の登録者数は3,100人超で、最終的に9,000人程度に増える見通しとのことです。

 

日本専門医機構の寺本民生理事長は21日の記者会見で、2021年度の専攻医のシーリング(募集定員の上限)に関する機構案を、年明け早々に決定する方針を示した。【松村秀士】

 

会見に臨む寺本理事長(21日、東京都内)

会見に臨む寺本理事長(21日、東京都内)

 

寺本理事長によると、同機構が協議会を複数回開き、21年度以降の専攻医のシーリングに関するヒアリングを18の基本領域学会に実施したほか、全国知事会や全国町村会からの聞き取りも終えた。今後は日本医師会などが参加する合同会議を2回ほど開催した上で、12月に機構案の方向性を固める。

 

寺本理事長は会見で、「来年早々には、シーリングが決まる。今年よりは早い段階で決まるので、その分、混乱は少なくなるのではないか」と述べた。

 

寺本理事長はまた、当初は9月を予定していた20年度の専攻医の一次募集(登録)を、10月15日から開始したことも明らかにした。21日時点の登録者数は3,100人超で、最終的に9,000人程度に増える見通しだ。

  

出典:医療介護CBニュース

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