メディカルサポネット 編集部からのコメント日本医師会は9月11日、糖尿病研究のリーダーである米・ジョスリン糖尿病センターと連携し、かかりつけ医向け研修を実施することを明らかにしました。対象は糖尿病を専門としないかかりつけ医で、糖尿病への知見を深め、診療の質の向上と重症化予防を目指します。研修ではまず講義で血圧やHbA1cのコントロール、禁煙指導、脂質管理の重要性を学び、参加者が持ち寄った症例について議論するグループワークを行うとのこと。地域医師会などと連携しながら、今年度中にも3カ所程度で研修を始める予定です。 |
日本医師会は9月11日、糖尿病研究・診療・教育の世界的リーダーである米・ジョスリン糖尿病センター(ハーバード大医学部附属)と連携し、かかりつけ医向け研修を実施することを明らかにした。糖尿病診療の質向上と重症化予防を目指す。
研修プログラムは、ジョスリン糖尿病センターが開発した教材を日本向けに作り直したものを用いるという。対象は糖尿病を専門としないかかりつけ医。
同日の会見で説明した羽鳥裕常任理事によると、研修プログラムは講義とグループワークで構成される。講義の柱は「血圧やHbA1cのコントロール、禁煙指導、脂質管理の4つ」だとした。グループワークでは参加者が持ち寄った症例について議論するという。研修会修了者には、ジョスリン/ハーバード大の修了証が授与される。
羽鳥氏は、地域医師会などと連携しながら、「今年度中に3カ所くらいでスタートしたい」と意欲を見せた。
出典:Web医事新報