
1.抗がん剤オプジーボの副作用に下垂体機能障害追記 (5月13日)
厚生労働省は9日、新たに重大な副作用などが確認された医療用医薬品について、添付文書(使用上の注意)改訂の指示を出した。悪性黒色腫、切除不能な進行・再発の非小細胞肺がんなどに効能・効果がある「ニボルマブ(遺伝子組換え)」(商品名はオプジーボ点滴静注100mgなど)は、「重大な副作用」の項に「下垂体機能障害」を追記。根治切除不能な甲状腺がん、切除不能な肝細胞がんに効能・効果がある「レンバチニブメシル酸塩」(商品名はレンビマカプセル4mgなど)は、「間質性肺疾患」を加えた。いずれも集積した国内の症例を調査した結果、改訂が適切と判断された。