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採用面接の1つとして、応募者の志望度を上げるため、もしくは入職後のイメージをつけてもらうために、応募者に職場見学を実施する病院やクリニックは多いかと思います。上手くいけば『職場の雰囲気が良さそうだった』『入職後のイメージが湧いた』と、応募者の志望度を高めることができますが、1つ誤ってしまうと志望度が下がってしまう可能性も…。今回は、職場見学時に看護師がひそかにチェックしているポイントを踏まえ、職場見学の前にはぜひ気をつけていただきたいポイントをお伝えします。
応募者が職場見学時にチェックするポイント
衛生面
清潔感がなく、衛生的に整備されていない職場は看護師にとっても患者さんにとっても良い環境とは言えません。
職場見学時には衛生面の管理は問題ないか、お手洗いが清潔に保たれているか、
院内の隅々まで配慮が行き届いているかを確認される方が多いです。また、外来・病棟などの臭いなどを気にされる方もいらっしゃいます。
設備
前職で新しい設備が整っていた場合は、次の職場でも同様の環境を求められるケースが多く、
機器・設備の管理状況など、細かくチェックされている方も。
もし、今後導入予定の機器や設備があれば、職場見学時に説明することも有効な手段かも。
業務ボリューム・忙しさ
ナースステーションの様子や、ナースステーションで待機している職員の様子から、「忙しさ」を見極めている方もいらっしゃいます。
ナースステーションが整理整頓されていない場合は、
その時間がないくらい忙しい職場なのではないかという印象を応募者に与えてしまう可能性があります。
また見学時に笑顔で挨拶が交わされる職場は、心理的余裕があると捉えられることも。
フロア内の動線
ストレッチャー使用時を想定して、ベッドの間隔や廊下の広さなどを確認されることが多いです。
また、廊下に不要な物品が置かれていないかなども見られています。
職場の雰囲気
配属先の雰囲気について着目される方もいらっしゃいます。
見学時に挨拶が返ってくるか、職員同士のコミュニケーションはスムースであるかなどを見られています。
また、職員の年齢層や男性看護師の有無を確認している方もいらっしゃいます。
既婚率、新卒・既卒率
子育て中の看護師や既婚者が活躍されている職場は、周囲の理解を得やすいとお考えになる方が多いです。
また、既卒者が活躍されている職場であれば中途入職でも馴染みやすいと感じられるようです。
まとめ
機器や設備、メンテナンス状態、「看護記録の方法」など、具体的な仕事のやり方の確認を希望されています。
業務の忙しさや職員同士のコミュニケーションの様子など、入社後をイメージされる方も多いです。
年齢層や男女比、既婚率、新卒・既卒率など、今後のキャリアプランを見据えた職場環境をチェックされています。
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メディカルサポネット編集部