メディカルサポネット 編集部からのコメント１月20日～１月26日週の５類感染症患者数が国立感染症研究所より報告がありました。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎が前週より3割増加し、感染性胃腸炎は２割近く増加しました。他にもインフルエンザ、手足口病、伝染性紅斑で患者数が増加しています。 |
国立感染症研究所がまとめた1月20日から26日までの週の5類感染症の患者報告（小児科定点医療機関約3000カ所、インフルエンザ定点医療機関約5000カ所、速報値）によると、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点医療機関当たりの患者報告数が前週よりも3割超増えた。感染性胃腸炎は2割近く増加した。【松村秀士】
〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比約30.3％増の3.18人。都道府県別の上位3位は、石川（8.55人）、新潟（7.54人）、富山（7.0人）。
〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約19.2％増の7.14人。都道府県別の上位3位は、宮崎（16.58人）、福井（11.57人）、香川（11.43人）。
〔インフルエンザ〕報告数は前週比約7.6％増の18.0人。都道府県別の上位3位は、高知（33.83人）、宮崎（30.56人）、長崎（28.59人）。
〔手足口病〕報告数は前週比約6.7％増の0.16人。都道府県別の上位3位は、佐賀（0.91人）、熊本（0.82人）、秋田（0.46人）。
〔伝染性紅斑〕報告数は前週比約3.9％増の0.53人。都道府県別の上位3位は、熊本（1.86人）、鳥取（1.47人）、福井（1.35人）。
出典：医療介護CBニュース
