2020.01.10
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感染性胃腸炎、東京の患者報告数が7週連続で増加
警報基準値を上回る保健所管内も

メディカルサポネット 編集部からのコメント

東京都感染症情報センターは、東京都内、2019年12月23日から29日までの「感染性胃腸炎」の患者報告数を公表し、7週連続で増加していることがわかりました。保健所管内別では中央区が25.67人で最も多く、2週連続で警報基準値(20.0人)を上回っています。

 

 ノロウイルスなどの感染によって、嘔吐や下痢といった症状を伴う「感染性胃腸炎」の患者報告数が東京都内で増えている。警報基準値を超えた保健所管内も出てきており、東京都感染症情報センターは「今後の動向に注意が必要」としている。【新井哉】

 

東京都の感染性胃腸炎患者報告数の推移

 

 同センターが9日に公表した感染症週報によると、2019年12月23日から29日までの週の定点医療機関当たりの患者報告数は、前週比約2%増の10.28人で7週連続で増加した。

 

 保健所管内別では、中央区が25.67人で最も多く、以下は、台東(18.5人)、八王子市(15.36人)、江戸川(13.83人)、荒川区(13.5人)、葛飾区(13.25人)、品川区(11.5人)、町田市(11.25人)などの順だった。中央区では2週連続で警報基準値(20.0人)を上回った。

 

出典:医療介護CBニュース

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