2019.06.14
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マイナンバーカード、2021年3月から健康保険証に利用へ

メディカルサポネット 編集部からのコメント

マイナンバー制度のメリットをより実感できるデジタル社会を早期に実現するため、マイナンバーカードの利便性を実感できる施策が順次実施されます。4日にデジタル・ガバメント閣僚会議(第4回)が開催され、(1)マイナンバーカードの普及及びマイナンバーの利活用(2)政府情報システムに係る予算・調達の改革(3)デジタル・ガバメント実行計画、各府省中長期計画の取組状況などについて意見が交わされました。2021年(令和3年)3月から、マイナンバーカードの健康保険証利用の本格運用がスタートします。それに伴い、医療機関等の読み取り端末、システム等の早期整備に対する支援が実施される予定です。

 

政府はマイナンバーカードの普及促進策として、2021年3月からマイナンバーカードを健康保険証に利用する仕組みを本格運用する。4日に開催されたデジタル・ガバメント閣僚会議(議長:菅義偉内閣官房長官)で決定した。22年度中に概ね全ての医療機関での導入を目指すという。

 

今年4月1日時点のマイナンバーカードの交付枚数は約1657万枚で、人口の13.0%に留まる。

 

政府は22年度中にほとんどの住民がマイナンバーカードを保有していることを想定し、具体的な工程表を8月に公表するほか、医療機関の読み取り端末、システム等の早期整備に対する十分な支援を実施するとしている。

 

厚生労働省は12日、社会保障審議会医療保険部会に政府方針を報告。委員から、「マイナンバーカードが健康保険証に利用可能になってからも、現在の健康保険証は利用できるのか」との質問が出たのに対し、同省は「今の健康保険証もこれまで通り利用できる」と回答した。

  

 

出典:Web医事新報

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