2019.09.27
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月1000万円以上レセプト、18年度は初の700件超―健保連

メディカルサポネット 編集部からのコメント

健康保険組合連合会は、高額な医療費の発生が個々の健康保険組合財政に及ぼす影響を全組合拠出の財源により緩和するため、高額医療交付金交付事業を実施しています。このたび、24日付けで平成29年度 高額レセプト上位の概要が公開されました。平成30年年度(平成30年1月16日から平成31年1月15日まで)に申請された医療費のうち、1ヵ月の医療費が1,000万円以上の件数は、前年度より196件増加し、728件と過去最多となり、初めて700件を超えました。

  

健康保険組合連合会(健保連)は9月24日、「2018年度高額レセプト上位の概要」を公表した。18年度に申請された医療費のうち1カ月の医療費が1000万円以上の件数は728件(前年度比196件増)に上り、4年連続で過去最多を更新した。700件を超えたのは初めて。

 

これによると、2000万円以上の件数も過去最多で、82件(同10件増)となった。5000万円以上の件数は2件(同1件増)だったという。

 

上位100件を疾患別にみると、「循環器疾患」が48件で最も多く、「血液疾患」が14件、「先天性疾患」が1件、「その他」が37件。「悪性腫瘍」は0件だった。

 

最高金額は血友病A(血液凝固第Ⅷ因子障害)の9058万1510円。

 出典:Web医事新報

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