2024.11.18
3

健康保険証の廃止に向け、療養担当規則等を改正へ―中医協が答申

 

メディカルサポネット 編集部からのコメント

中央社会保険医療協議会は11月13日、「保険医療機関及び保険医療養担当規則」等の改正について福岡資麿厚生労働大臣の諮問を受け、即日答申しました。12月2日の健康保険証の新規発行停止に伴う見直しで、被保険者資格の確認方法の追加が主な内容となっています。

   

中央社会保険医療協議会は11月13日、「保険医療機関及び保険医療養担当規則」等の改正について福岡資麿厚生労働大臣の諮問を受け、即日答申した。12月2日の健康保険証の新規発行停止に伴う見直しで、被保険者資格の確認方法の追加が主な内容。

 

具体的には、(1)資格確認書による資格確認、(2)マイナ保険証で資格確認できなかった場合の対応、(3)マイナ保険証の電子証明書の有効期限が満了している場合の対応―を追加する。このうち(2)はマイナ保険証に加えてスマートフォン等によるマイナポータル画面の提示、または資格情報のお知らせの提示を患者に求めることを、(3)は電子証明書の有効期限満了後も3カ月間は資格確認が可能であることを、それぞれ大臣告示で明確化する。

 

また、12月2日時点で発行済みの健康保険証について、有効期限の範囲内で最長1年間の継続使用を認める経過措置も設ける。答申を受け厚生労働省は改正省令・告示の公布のための作業に入る。

 

    
ご相談・お問い合わせはこちら

 

出典:Web医事新報

  

  

会員登録はこちらから

採用のご相談や各種お問合せ・資料請求はこちら【無料】 

この記事を評価する

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

TOP