メディカルサポネット 編集部からのコメント国立感染症研究所の最新感染症発生動向調査が公表されました。手足口病は過去5年間の同時期の平均と比較してやや多いものの、3週連続で減少の傾向にあり、前週から半減しています。新型コロナウイルス感染症は3週連続で減少していましたが、今週は増加に転じています。 |
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感染症発生動向調査 2024年第33週(8月12~18日)
◆新型コロナウイルス感染症
2024年第33週の定点当たり報告数は8.50と
3週連続で減少していたが、第34週は8.80と増加に転じた。
新規感染者数は全国で43,267人。
都道府県別の上位3位は青森県(17.90)、岩手県(15.94)、秋田県(14.44)。
◆インフルエンザ
2024年第33週の定点当たり報告数は0.28と3週連続減少。
都道府県別の上位3位は沖縄県(8.47)、秋田県(0.67)、鳥取県(0.34)、鹿児島県(0.34)。
◆マイコプラズマ肺炎
2024年第33週の定点当たり報告数は1.30と7週連続で増加。
過去5年間の同時期の平均と比較してかなり多い。
都道府県別の上位3位は福井県(3.83)、佐賀県(3.83)、大阪府(3.67)、岐阜県(3.40)。
◆手足口病
2024年第33週は3.87と3週連続で減少。
過去5年間の同時期の平均と比較してやや多い。
都道府県別の上位3位は滋賀県(8.45)、青森県(8.05)、静岡県(7.03)。
出典:Web医事新報