2024.09.03
3

要介護認定者、過去最多694万人 2022年度 介護費は約11.4兆円で最高 厚労省

メディカルサポネット 編集部からのコメント

厚生労働省は30日、介護保険の運用実績などを明らかにする「事業状況報告」の最新データを公表し、それによると昨年3月末時点の要支援・要介護認定者数は694万人となり、前年同月からおよそ5万人増加してこれまでで最も多くなりました。その他、介護保険の費用額や、費用額から利用者の自己負担などを除いた給付費も過去最高を更新しているとのことです。少子化が加速する中で負担をどう分かち合うか、保険給付の範囲をどう考えるかなどが大きな課題となります。

  

厚生労働省は30日、介護保険の運用実績などを明らかにする「事業状況報告」の最新データを公表した。【Joint編集部】

  

ご相談・お問い合わせはこちら  

  

それによると、昨年3月末時点の要支援・要介護認定者数は694万人。前年同月からおよそ5万人増加し、これまでで最も多くなった。

 

給付費や利用者の自己負担などをあわせた介護保険の費用額は、2022年度の累計で11兆3778億円。前年度から940億円増え、過去最高を更新した。

 

費用額から利用者の自己負担などを除いた給付費は、同じく2022年度の累計で10兆5100億円。前年度から783億円増加し、こちらも過去最高を更新した。

 

高齢化の進展に伴い、介護保険の費用額はこれから更に膨張していく見通し。少子化が加速する中で負担をどう分かち合うか、保険給付の範囲をどう考えるかなどが大きな課題となる。

\見積だけ・情報収集だけでもOK!お気軽にお問い合わせください!/

ご相談・お問い合わせはこちら  

 出典: JOINT

 

  

会員登録はこちらから

採用のご相談や各種お問合せ・資料請求はこちら【無料】

この記事を評価する

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

TOP