2018.09.07
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北海道地震で249病院が停電、自家発電機で対応も 6日午後1時現在、厚労省が被害状況公表

メディカルサポネット 編集部からのコメント

9/7現在、300超の病院停電が続いていて、全面復旧には「少なくとも1週間程度を要する」見込みです。ライフラインの停止により、救急対応の一部またはすべてができないなど混乱が続いています。

 

厚生労働省は6日、北海道胆振地方を震源とする地震について、医療機関の被災状況(午後1時現在)などを公表した。災害拠点病院を含む249病院が停電した。停電した災害拠点病院(29病院)は自家発電機で対応しているという。【新井哉】

 

厚生労働省が公表した医療機関の被災状況 

 

 停電で外来診療を停止する医療機関が相次いでいる。厚労省によると、地域医療機能推進機構(JCHO)の北海道病院(札幌市豊平区)、札幌北辰病院(同厚別区)、登別病院(登別市)の3病院が停電。北海道病院と札幌北辰病院は外来診療を停止、登別病院は救急患者の受け入れは行っている。

 

 

国立病院機構の北海道がんセンター(札幌市白石区)、北海道医療センター(同西区)、函館病院(函館市)、帯広病院(帯広市)、八雲病院(八雲町)の5病院も停電しており、自家発電機で対応している。

 

 

災害派遣医療チーム(DMAT)については、苫小牧市立病院(苫小牧市)と札幌医科大(札幌市中央区)に活動拠点本部を置き、9隊が活動中。医薬品・医療機器製造販売メーカーについては、停電によって一部の工場で生産が停止しているが、在庫で対応している。

 

 

 出典:医療介護CBニュース

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