2019.12.12
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東京のインフルエンザ患者報告数が注意報レベルに
過去5年間で最も早く基準値を超過

メディカルサポネット 編集部からのコメント

東京都感染症情報センターが公表した週報により、東京のインフルエンザ患者報告数が過去5年間で最も早く注意報の基準値を超過したことが明らかになりました。全31保健所管内のうち文京区が最も多く、続いて目黒区、町田市、多摩小平など15保健所管内が注意報レベルに達しています。年齢別では、10歳未満が全体の半数超を占めているとのことです。

 

 東京都のインフルエンザ患者報告数が注意報の基準値を上回ったことが11日、東京都感染症情報センターが公表した感染症発生動向調査の週報(ウェブ版)で分かった。注意報の基準値に達した時期は、過去5年間で最も早い。【新井哉】

 

東京都のインフルエンザ患者報告数の推移

 

 週報によると、2日から8日までの週の定点医療機関当たりの患者報告数は、前週比約1.7倍の10.36人で、注意報の基準値(10.0人)を超えている。

 

 保健所管内別では、文京が20.0人で最も多く、以下は、目黒区(16.25人)、町田市(14.0人)、多摩小平(13.55人)、みなと(12.67人)、台東(12.57人)、世田谷(12.36人)、八王子市(11.56人)、多摩府中(11.53人)、板橋区(11.5人)、練馬区(11.48人)、江戸川(11.47人)、荒川区(11.14人)などの順だった。

 

 全31保健所管内のうち15保健所管内で注意報の基準値を超えている。年齢別では、10歳未満が全体の半数超を占めている。

 

 

出典:医療介護CBニュース

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