2019.05.10
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医療関係者の風疹患者報告が増加、看護師が最多
国立感染症研究所が「緊急情報」を発表

メディカルサポネット 編集部からのコメント

5月7日付けで国立感染症研究所が「風疹流行に関する緊急情報:2019 年4月24日現在」を公表しました。医療関係者の患者数が増加しています。ご自身のため、そして流行を拡大させないためにも、ワクチン接種を行ってください。

  

 風疹の流行拡大に伴い、医療関係者の患者報告が増えている。国立感染症研究所が7日に発表した「風疹流行に関する緊急情報」(4月24日現在)などによると、医療関係者の患者報告数は1カ月前の約1.7倍となっている。【新井哉】

  

  

 同研究所は、「特に配慮が必要な職種」として、医療関係者や保育士、消防士・消防署員、教職員を挙げ、患者報告数を緊急情報に記載している。

 

 医療関係者の患者報告は15人で、看護師(5人)が最も多かった。薬局勤務(3人)、医師、検査技師、看護助手、リハビリ職員、医療事務、歯科医院事務、医療従事者(いずれも1人)も報告されている。

 

 「特に配慮が必要な職種」を含め、4月21日までに風疹と診断された2019年の患者報告数は1331人。都道府県別では、東京が423人で最も多く、以下は神奈川(166人)、千葉(127人)、大阪(111人)、埼玉(93人)、福岡(76人)、兵庫(38人)、愛知(34人)、広島(26人)、北海道(25人)などの順だった。

 

 出典:医療介護CBニュース

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