2018.10.23
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かかりつけ医からの難病相談に専門医が回答
岡山県がサポートセンター開設

メディカルサポネット 編集部からのコメント

難病の早期診断や身近な医療機関での適切な疾病管理や良質な療養生活の確保を目指し、岡山県は、10月1日に難病診療相談専門医サポートセンター(難Dセンター)を開設しました。岡山大学病院が県内かかりつけ医等からの個別相談に応じる他、岡山県難病診療連携拠点病院ホームページによる診療可能な県内医療機関の情報発信や、医師を対象とする研修会等を実施予定です。

 

 岡山県は、岡山大病院内に「難病診療相談専門医サポートセンター」を開設した。県内のかかりつけ医などからの相談に応じるもので、同病院内の診療科が連携して回答するという。【新井哉】

 

 県によると、県内には2万人近くの難病患者がいる。難病は多様性・希少性などの特性があるため、早期診断が困難で、遠方の医療機関を利用している人が少なくない。県は、難病の早期診断や身近な医療機関での適切な疾病管理、良質な療養生活を確保するため、2018年6月に同病院を県難病診療連携拠点病院に指定していた。

 

 サポートセンターでは、メールとファクスで24時間相談を受け付けており、院内の診療科や県内の専門医が連携して回答する。一般の人からの相談は受け付けていない。

 

 相談の内容に関しては、診断や治療、遺伝子検査などを挙げており、例えば、「手足の麻痺の症状を訴える患者の受診があったが、専門病院へ紹介した方がよいかどうか教えてほしい」「難病が疑われる患者の遺伝子検査の実施機関を教えてほしい」といった質問に答えるという。

 

 出典:医療介護CBニュース

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