2023.12.27
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新型コロナ4週連続増加―咽頭結膜熱・インフルは減少[感染症発生動向調査 2023年第49週(12月4~10日)]

メディカルサポネット 編集部からのコメント

2023年12月4日から10日の感染症発生動向調査と、11日から17日の速報が発表されました。インフルエンザと咽頭結膜熱(旧プール熱)は感染者数が減少していますが、新型コロナウイルス感染症は速報値を入れると4週連続で増加しており、人と会う機会の多いこの季節だけに注意が必要です。

  

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感染症動向調査 2023年第49週(12月4~10日)

◆インフルエンザ

 第49週の定点当たり報告数は33.72。定点当たり30の警報レベルを上回った。

 第50週(12月11日~12月17日)速報は29.94(患者報告数147,858)となり減少。

 国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近5週間ではAH3亜型が205件(58%)、

 AH1pdm09が135件(38%)、B型が13例(4%)の順であった。

 

◆新型コロナウイルス感染症

 第49週の定点当たり報告数は3.52。

 第50週(12月11日~12月17日)速報では4.15と4週連続で増加。

 

◆咽頭結膜熱(プール熱)

 定点当たり報告数は3.48と前週に比べ減少したが、過去5年間の同時期と比較してかなり多い。

 都道府県別の上位3位は福井県(8.76)、北海道(7.59)、富山県(6.59)である。 

 

 
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出典:Web医事新報

  

  

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